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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2007年08月20日

ミネラルウォーターを分類

まず、ミネラルウォーターには無殺菌のものと殺菌したものがあります。そして殺菌したミネラルウォーターには、その処理のやり方によって加熱殺菌したもの、オゾン殺菌したもの、紫外線殺菌したもの、あるいはそれぞれの殺菌を組み合わせたものあります。また、そうした殺菌処理をしたうえに人工的なミネラル分の添加、調整をしたもの、複数の水源の水を混ぜたミネラルウォーターがあります。後は、炭酸ガスを含む発泡性なのか、無発泡性なのかというわけ方もあります。くわえて、その水に含まれるミネラル成分による分類もあります。硬度の低い軟水か、硬水か、その中間である中硬水であるかというのがそれなのである。硬度とはその水1リットル中に含まれているカルシウムイオンと、マグネシウムイオンの合計質量を数値化したものです。もっといえば、水のなかにカルシウムとマグネシウムがどれだけ溶け込んでいるかを数字で表したものである。なのでカルシウムとマグネシウムが少ない水が軟水であって、多い水が硬水ということになるのです。
硬度の低い水は飲んで清涼感があって、炊き飯や、料理には見向きますが、飲むことによってミネラルを摂取するという目的には向かないのです。反対に硬水は料理はもちろん、緑茶、紅茶を入れるのにも不向きですが、飲み応えがあって不足しがちなミネラルを体内に補給することが出来るのです。また、中硬水は、その中間のスタンスを持っていて料理や、お茶に使用しながら適度にミネラルを摂取するという目的に適しています。  


Posted by ブロやン at 23:32

2007年08月02日

日本のミネラルウォーターはホントに安全?

日本では200種類にも及ぶミネラルウォーターが流通していますが、その約8割が国内産の水である。なので、日本の市場では輸出品より国内産の水の方が売れています。それは日本人の日本の水は、世界中どこの水よりもおいしいという、プライドの表れでもあるのです。
たとえば、アメリカでは店頭販売において自国産の、どの水よりもフランスの「エビアン」という水が売れています。というより、アメリカ市場の過半数のシェアを占めているのがエビアンなのです。日本人が日本の水を愛するのは、火山国である日本の地下水がヨーロッパのような水成岩の地層ではなくて、火成岩の地層を透過しているためにミネラルの少ない軟水が多いのです。それが喉ごしのいい飲みやすい水であると知っているからなのだ。実際にミネラルの多いヨーロッパの一部のミネラルウォーターの方が日本人の舌にはさっぱりして清涼に感じられる。また、炊き飯や、だしを取るなどの日本料理には軟水が欠かせないのである。そして、日本の消費者はいまだに加熱殺菌したものは安心。と思っています。ある広告代理店が一般消費者を対象に行ったアンケートによると、無殺菌のヨーロッパの水よりは加熱殺菌している日本の水の方が信用できますし、安全であると考えている人が全体の30%を占めたのです。でも、加熱殺菌をしてさえいればその水はホントに安全といえるのだろうか・・・。ミネラルウォーター類の製造基準の定めによれば日本のミネラルウォーターの加熱処理は、85度Cで30分間熱したのと熱量を加えるというもので具体的な温度と、時間が指定されたものではないのです。だからそれぞれのメーカーによって90度Cで30分間加熱、143度Cで数秒間加熱などそのやり方はばらばらなのです。  


Posted by ブロやン at 12:24

2007年07月15日

ミネラルウォーター~日本の水はなんで殺菌するの?

ミネラルウォーターの先進国であるヨーロッパが無殺菌のまま製造することをかたくなに守っているのに対して、なんで日本ではあくまで殺菌することにこだわるのだろう。
それは日本でのミネラルウォーター市場が今日のように確立するまでの間ミネラルウォーターは、ずっとジュース・サイダーなどと同じ清涼飲料水は、厚生省の食品衛生法施行規則または、食品添加物等の規格基準に従って生産されています。ミネラルウォーターもずっとこの基準に忠実に製造されてきました。厚生省の規則では、清涼飲料水の原水は水道法の水道水の水質基準に見合う飲用適の水でなくてはならないのです。そのためには、殺菌をすることが必須条件であって、そのもっとも確実な方法が加熱殺菌なのです。日本のミネラルウォーターは1960年代にウイスキーメーカーが水割り用の水として大量生産を始めてからその市場が確立したといわれています。もちろんそれまでもウイルキンソン炭酸や、三ツ矢平野水など、炭酸ガス入りのミネラルウォーターは製造.販売されてきたのですが、それらは一部でしか飲まれていなかったのです。ゆえに日本では、ほんの10年ほど前まで「ミネラルウォーター」といったら、バーで出されるウイスキーの水割り用の水のことでした。それらウイスキーメーカー産のミネラルウォーターはほとんど工場で使われている、地下水をその原水としていますが、日本の地下水にはミネラル分の少ない軟水が多くてまた、複数の水源の水を混ぜ合わせたりするためにミネラルの量が一定にならないのです。そこで、ミネラルを後から添加したり、調整したり、といった加工をするようになったのです。  


Posted by ブロやン at 21:58

2007年07月09日

ヨーロッパのミネラルウォーターの基準について

ヨーロッパにおけるナチュラルミネラルウォーターの規定は1980年の7月に欧州経済共同体の審議会が加盟国、フランス、西ドイツ、イタリアなど9カ国に送ったナチュラルミネラルウォーターの利用と、販売に関する通達の中で統一基準としてまとめられているのである。
この統一基準では、ナチュラルウォーターの条件を次のように定めています。

・微生物学的健康な水であって、またあらゆる汚染に対して源泉が保護されていることが十分に証明されていることである。

・地下水面または、帯水層。地層を構成している粒子の間が大きくて、その地層の中に地下水を含んでいるものから生じて、更に自然の出口から現出する水であることです。

・地質学的、科学的、微生物学的、薬理学的、臨床的に健康に好適な特性が認められていることです。

・その含有成分、温度および保科の基礎的な性質が自然の変動の限度内で常に安定していることです。

・源泉における、総生菌数が正常でまたそれが定期的な分析によって確認されていることです。

簡単に言ったら、源泉がきちんと汚染から保護されている地下水で科学的に健康に好適であることが、立証されていて安全な生菌が正常な範囲で生きているものではなくてはナチュラルミネラルウォーターと名前を呼ぶことが出来なくなるということなのです。  


Posted by ブロやン at 20:38

2007年07月07日

ミネラルウォーターの基礎知識

現在では一般市場で200種類以上ものミネラルウォーターが流通していると言われています。
テレビやテレビコマーシャルで知られる有名なメーカーの水や、大手スーパーや、コンビニストアが自社で企画、商品化したプライベートのブランドの水。
そして、輸入されている外国産の水など比較的に容易に入手出来るものだけでも30種類.40種類はあると思います。
もちろん、消費量も飛躍的に増大しています。
1988年の統計で、10万4000キロリットルだったミネラルウォーターの消費量は1994年で59万9000キロリットルにも達しています。
たったの6年間で5倍近くも拡大したことになるのです。
こんなに多種多様なミネラルウォーターが販売されて、驚異的な勢いでその消費量がふえている背景には、水道水のまずさに対する、不満やその安全性への不信があるのは間違えないのです。
塩素くさくて、カビ臭くて時には、ドブ臭いけど、トリハロメタンなどの発がん性物質まで含まれているといわれる水道水よりは、値段は高くても、天然自然の水がペットボトルに詰められている、ミネラルウォーターのほうがずっと安全であるかに思えるのである。
消費者はおいしさと、安全を求めてミネラルウォーターを購入するようになったのです。
でも、ミネラルウォーターはホントにおいしくて安全な水ばかりなのか?
実際ミネラルウォーターにはよく分らない点が多いのです。
まず、ただの水なのに、なんでペットボトル1本で200円以上するのか?ボトルの中身はホントに自然のままの水なの?
種類はたくさんあるけど、その味や成分に一体どれほどの違いがあるのか?
ミネラルウォーターとはなんなのか?
もし、町で道行く人にミネラルウォーターとはなんですか?と質問をしたら、その人たちはなんと答えるだろうか・・・。
最も多い答えは、天然水のこと。
というものではないか。
そして次に多い答えは、ミネラルをたくさん含んだ水のこと。
ではないかと思います。
でも、この2つの答えは2つとも正解ではないのである。
なんでかというと、日本のミネラルウォーターに関するガイドラインでは天然水自然のままの水でなくても、その成分にミネラルをほとんど含まない水でもミネラルウォーターとして販売することが認められているからなのです。
そうなのです!日本においては、ミネラルウォーター=天然水でのことではないのです。  


Posted by ブロやン at 17:16